BASKE & HIPHOP FES REAL STREET BASKE “4on4 “EVENT 『HOOP IN THE HOOD -HITH-』-東京足立発バスケ&ヒップホップフェスティバル リアルストリートバスケ”4on4”イベント フープインザフッド HITH-

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十周年を迎えるHOOP IN THE HOODの歴史の中でCHAMPIONSHIPで優勝し、王者となったのは、FAR EAST BALLERS, 平塚Connections, BREX, ISAMU, 勉族の五チームのみである。

BREX, 勉族の出場は適わなかったものの、残るFAR EAST BALLERS, 平塚Connections, ISAMUに招待チーム四チームを加えた計七チームより、CHAMPION CARNIVALが開催された。


◆1回戦:ALPHAS VS 平塚Connections

JBL2に所属する招待チームALPHAS、W長谷川の爆発なるか?
対するは、平塚Cnnections。ここのところ若手のINHERITED平塚での参戦が続いていた平塚軍団なだけに、どのような戦いを見せるか注目が集まる。

試合開始、ALPHASは#24長谷川聖中心のオフェンス。インサイドで柔らかなステップを見せれば、アウトサイドで3Pを沈め、平塚のディフェンスを嘲笑うかのように得点を重ねる。
対する平塚Connections、開始直後こそ固くやや離されかけたものの、中盤以降、bj青森に入団の#4 TAKATOが3Pを連続で沈め追い上げを見せる。#4 TAKATOは前半終了前にも同点となる3Pを決める。
24-22とALPHASがわずかにリードし前半終了。

後半開始、平塚Connectionsは#2 SHIGEOがいきなりの3P炸裂。逆転に成功。その後も3Pを高確率で沈めていく。
しかしALPHASも#24長谷川聖がインサイド・アウトサイドで前半に続き獅子奮迅の活躍。
再度逆転し、さらに点差を広げていく。37-33、ALPHASリード、残り5分15秒。
平塚Connectionsは何度も突き放される展開となるが、ここで#4 TAKATOのビックプレイ。
2AND1のフリースローの3本目をわざと外しリバウンドを自ら押しこみ得点をあげる。
このプレイで勢いに乗ったか、さらに#3 FUKUDAが3Pを沈め、さらにドライブから得点。
53-51と2点差に迫る。
そして#2 SHIGEOが3Pラインから大きく離れた位置からの3Pを沈める。
53-54、ついに逆転。残り29秒。
ALPHASタイムアウト。

ALPHASはボールをインサイドの#32長谷川武に入れ、インサイドで勝負。ファールを得る。
しかし、ここでこの大事な1AND1を1本も決められず。
リバウンドは平塚Connections、ボールは#4 TAKATOへ。
#4 TAKATO、1on1から自ら勝負。見事ゴールをねじ込み、勝負あり。

終始リードを奪われた平塚Connectionsであったが、終盤一気にゲームの流れを掴み逆転勝利した。
56-53で平塚Connectionsが勝利。


◆1回戦:STU-PID VS ISAMU

背中に漢字一文字を背負う二連覇軍団ISAMUと、外角中心の爆発的なオフェンスを持つ招待チームSTU-PIDの戦い。

試合開始、STU-PIDは#2げっちゅーの3Pで先制するものの、ISAMUのディフェンスに押されペース掴めず。
ISAMUがペースを掴みかけたところで、STU-PIDはメンバー交代。#14をコートに送る。
STU-PIDは#14がオフェンスを引っ張り逆転。拮抗した時間が続く中、STU-PIDが逆転からリードを広げかけるも、ISAMUが押し返し前半終了。
25-22でSTU-PIDがリード。

後半開始、互いに得点をあげるもISAMUが徐々に追い上げる。
そして中盤、残り4分11秒、#3 WAKUIがついに逆転となる3Pを決める。
激しいリバウンド、ルーズボール争いに、互いの肉体が軋む。
戦いが続く中、削られていったのはSTU-PIDだった。
オフェンスで攻めきれず20秒ヴァイオレーション。
ISAMU#7が連続得点をあげ離れる点差の中、追い上げたい時間にパスミスでのターンオーバー。
いつの間にか点差は二桁点差に。

かつてディフェンスで会場を沸かせたISAMUが、鍛え上げられた肉体を武器に、STU-PIDに勝利した。
50-37でISAMUが勝利。


◆1回戦:STREET DREAMS VS FIGHT CLUB JAPAN

ALLDAYでもベスト4に残る活躍を見せた関西オールスターFIGHT CLUB JAPANと、関東のストリート界の選抜チームSTREET DREAMS。
招待チーム同士の戦い。

STREET DREAMS、#13 SOGENの3Pで試合開始。FIGHT CLUB JAPANも#1 KAZUKIがすぐさまジャンパーを返すも、STREET DREAMSは、#1 WORMから#0 409へのアシストで得点。互いに得点を重ねていく。
#1 WORM、#0 409の両インサイドプレイヤーを擁するSTREET DREAMSがインサイド中心に得点、FIGHT CLUB JAPANはジャンパーを沈めていく。
中盤以降、ややSTREET DREAMSがリードするも、FIGHT CLUB JAPANも続く。試合終了間際には#5 MOTOKIが同点となる得点を決め、前半終了。22-22の同点。

後半開始、FIGHT CLUB JAPANは#5 MOTOKIが3連続得点、27-32とリード。
対するSTREET DREAMSも、#1 WORM、#0 409が得点。広がった差を再び縮める。
そして#23 DELAの3Pで逆転。
38-37。
FIGHT CLUB JAPANタイムアウト。残り2分48秒。

勝負どころ、STREET DREAMSは#1 WORMが積極的に仕掛ける。
決めきれずともファールを貰い、1AND1を決めていく。
FIGHT CLUB JAPANも#5 MOTOKI、#6 CHIRORINが得点。
41-41。互いに譲らず。

残り1分を切り、勝負を決めたのはSTREET DREAMSの#1 WORM、#0 409の2人だった。
連続で得点をあげて引き離し、FIGHT CLUB JAPANを沈めた。

最後の最後まで点の取り合いが続いたこの試合、最後はSTREET DREAMSが押し切り、勝利。
45-44でSTREET DREAMSが勝利。


◆準決勝:平塚Connections VS FAR EAST BALLERS

ついに伝説のFAR EAST BALLERSがコートに登場。対するは、平塚Connections。この試合のDJはDJ MIKO。

前半開始、平塚Connectionsは#2 SHIGEO、#4 TAKATOのが機動力を生かし得点、FAR EAST BALLERSに対し臆することなく、いいゲームの入りを見せる。
FAR EAST BALLERSは、#03 M21、#18 MATSUが得点を重ねる。
ポイントでは#03 M21がゴール下で勝負、得点をあげていく。
16-22とFAR EAST BALLERSがリードし、前半終了。

後半開始、lose yourselfがかかる中、FAR EAST BALLERSが徐々に点差を広げ始める。
平塚Connectionsは、#03 M21のゴール下が全く止められず。きっちり、固く得点を重ねていく。
そしてついに二桁点差。

FAR EAST BALLERS#10 CHIRISが、平塚Connections #4 TAKATOに対しタイトなディフェンス、ボールをスティールすると、そのまま1on1開始。
#4 TAKATOを抜き去り、会場を沸かせる。
このプレイを機に、FAR EAST BALLERS、ドリブルに、パスに、一つ一つの動作に遊びが入り始める。
そして、これを待っていたんだとばかりに沸く観客。
会場は完全にFAR EAST BALLERSの空気となる。

平塚Connectionsも時折いいプレイを見せるも、空気は変えられず。

FEB IS BACK。
今までWEB上でその言葉を何度目にしてきていても、今この瞬間こそが、そう感じた観客が多かったのではないだろうか。
FAR EAST BALLERS、彼ら自身が堪能し、観客もまた堪能した試合だった。
54-47でFAR EAST BALLERSが勝利。


◆準決勝:STREET DREAMS VS ISAMU

共に一回戦を勝ち上がった両チーム、FAR EAST BALLERSの待つ決勝に駒を進めるのはどちらか。

STREET DERAMSはインサイドを#1 WORM、#0 409が支配。
#13 SOGEN、#11 IKKIも得点をあげいい立ち上がり。
ISAMUは一回戦好調の#7が序盤シュートを連続で決め、チームを鼓舞する。
#3 WAKUIの3Pなどもあるが、STREET DERAMSの勢いは全く止まらず。
#1 WORM、#0 409にインサイドを蹂躙され続け、前半終了。
26-19とSTREET DREAMSリード。

後半開始、ISAMUは#7、#3 WAKUIの得点で追い上げをかけるも、STREET DREAMSもそうはさせじ。
強力なインサイドに加え、今度はアウトサイドから#23 DELAが3Pを沈め再び引き離す。
流れは完全にSTREET DREAMSに。
二桁点差がつき、やや互いに締まらない展開が続く。

この締まらない展開のまま終了かと思われたが、そこはSTREET DREAMS。
DELAが再び3Pを決め会場を盛り上げると、#0 409がゴール下で決め、#1 WORMはクロスオーバーで相手を揺さぶり、抜き去る。

観客も意識したプレイでISAMUを突き放したSTREET DREAMSが勝利した。
54-37でSTREET DREAMSが勝利。


◆決勝:STREET DREAMS VS FAR EAST BALLERS

FAR EAST BALLERSがかつての伝説の世代だとすれば、STREET DREAMSは今まさに各地で戦いを続ける現役世代。
伝説は生き続けるのか、それとも、現役世代が歴史に区切りをつけるのか。
ストリートの歴史、HITHの歴史を物語る一戦である。
DJはこの試合がHITHラストとなる、DJかしん。

スタートの四人の名前が告げられる。
FAR EAST BALLERSの4人目には、準決勝ではプレイしなかった#11 COHEYが。
会場は大歓声に包まれ、さあ試合開始。

STREET DREAMS、インサイドの#1 WORM、#0 409の強さはFAR EAST BALLERS相手にも充分。
#13 SOGENもジャンパーを綺麗に決め、#11 IKKIも自分のマークがインサイドによれば、すかさず3Pを沈める。
ベンチから出てくる#23 DELAも含め、バランス良く得点を重ねていく。

それでも、やや上回るのはFAR EAST BALLERS。
スタートの#10 CHRIS、#03 M21、#18 MATSU、#11 COHEYいずれもが前半の早い時間帯に得点をあげ、さらにベンチの#19 FUJIや#9 ATSUSHI、#6 KUNIOも変わらぬ力を見せる。
前半終了間際、#19 FUJIのまさかの3Pもあり、点差を広げる。
20-28とFAR EAST BALLERSリード。

このままFAR EAST BALLERSの流れかで前半終了かと思われたが、STREET DREAMS #23 DELAが1on1からのブザービーター3Pを沈め、吼える。
23-28。FAR EAST BALLERSの空気を消して、前半終了。

後半開始。前半終了時の流れを生かし、STREET DREAMSがFAR EAST BALLERSに襲いかかる。
#0 409、#13 SOGENが連続で得点をあげると、ディフェンスではFAR EAST BALLERSを完全にシャットアウト。
準決勝、厳しい場面で得点をあげた#03 M21も、#1 WORMに押さえ込まれてしまう。

#1 WORMのAND1、#13 SOGENのジャンパーがさらに続き、あっという間に36-28。
FAR EAST BALLERSは#9 ATSUSHIがようやく得点。36-30。
これが後半なんと初得点となる。
後半はちょうど半分が経過、残り4分。

ここから数分、せめぎ合いの時間帯となる。互いに流れを相手に渡せず、しかし自らのものに出来ず。
時間が過ぎていく。
残り2分8秒、38-32。
追い上げたいFAR EAST BALLERだが、ここに来て痛いターンオーバーを喫してしまう。

すかさず#1 WORMが勝負、FTを得て、2本沈める。40-32。
しかし#18 MATSUが3Pを返す。40-35、残り35秒。
STREET DREAMSはここでタイムアウト。

タイムアウトが明け、確実に決めておきたいオフェンス、#13 SOGENがドライブから得点!
42-35、残り24秒。

この後、FAR EAST BALLERSはファールゲームへ。
#18 MATSUの3Pが決まるも、追いつくまでは至らず。

STREET DREAMSが見事、勝利した。

44-40でSTREET DREAMSが勝利。

GRAND CHAMPIONの座にはSTREET DREAMSが輝いた。
MVPは#13 SOGENが獲得した。


■移り変わる世代

この日優勝したSTREET DREAMSのメンバーは、#11 IKKI、#0 409、#1 WORM、#13 SOGEN、#23 DELA、#1 KING(怪我のためプレイせず)の6人。

FAR EAST BALLERSに憧れた世代がそうであったように、彼ら現役世代のプレイを見て、そして憧れてストリートに身を投じるプレイヤーもこれから続々と現れてくるに違いない。
今まさに歴史を築きつつあるSTREET DREAMSの面々、彼らのこれからの活躍に期待しよう。

未来は彼らの進む先にあるのだ。

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