BASKE & HIPHOP FES REAL STREET BASKE “4on4 “EVENT 『HOOP IN THE HOOD -HITH-』
-東京足立発バスケ&ヒップホップフェスティバル リアルストリートバスケ”4on4”イベント フープインザフッド HITH-

HOOP IN THE HOOD 千葉 - text by KOU -

自動車ドレスアップショップJET STROKEで開催が予定されていたHITH千葉だが、 降雨模様につき、急遽スポーツコミュニティー浜野に場所を変更し開催された。 千葉代表を勝ち取るのは果たしてどのチームか。

■予選

以下6チームが予選を突破した。

No name ballerZ A
No name ballerZ B
DaFam
四次元ポケット
REAL
S.H.U

決勝トーナメント常連チームが勝ち残る中で、 なんとSTU-PIDが予選2連敗で敗退してしまうという大波乱。 確かにHAYATO、げっちゅうの調子は必ずしも良くなかったように感じたが、 それにしてもこの結果には驚かされた。
予選で敗退した中にも、MJ'sなど今後面白そうな若手チームがいた。 またHITHの場に挑戦してくるのが楽しみだ。

■決勝トーナメント

◆1回戦:No name ballerZ B VS S.H.U
序盤からS.H.Uの一方的な展開となる。 #30、#32の強力インサイド陣にボールを入れ、そこで得点を重ねる。 点差は一気に二桁点差となる。No name ballerZ Bはこの流れを止められず。 そのままゲーム終了。
S.H.Uが16-4で勝利した。

◆1回戦:No name ballerZ A VS REAL
序盤からREALペースで試合は進む。エースの#9が得点を重ねていく。 中盤No name ballerZ Aも#1が得点し追い上げを見せるも、REALは#14がすぐさま入れ返す。 追いつきかけた流れを見事に断ち切って、REALが逃げ切り勝利。
REALが17-12で勝利した。

◆準決勝:DaFam VS S.H.U
先制はDaFam、#81が3Pを沈めると、#7がリバースレイアップを沈める。 対するS.H.U、ファールでFTを貰いこつこつ追い上げはするものの、 2本沈めきれず歯がゆい展開が続く。残り3分21秒、5-6でS.H.Uリード。
その後立て続けにDaFamがシュートを沈め一気に点差は開く。11-6。 S.H.Uも返して11-8。
残り1分を切る中、S.H.Uは痛恨の20秒ヴァイオレーション。攻めきれず。 DaFamも得点は伸ばせない。しかし、S.H.Uは貰ったFTを得点に繋げられず、 時間は過ぎる。最後、#55 CHIHIROがファールを貰いにいくも当然吹かれず。 DaFamが見事に先制からの逃げ切り勝利。
DaFamが11-9で勝利した。

◆準決勝:REAL VS 四次元ポケット
試合開始、四次元ポケットは#10、#2が続けて3Pを沈め0-6とリードを広げる。 対するREALは#9がこの後連続してAND1を獲得するも、いずれもFTは入らず。同点にするチャンスを逃す。 波に乗り切れないREALを尻目に、四次元ポケットは#2が連続得点。点差を広げる。
REALも#21が3Pを返すも、四次元ポケットも#10がこの試合二本目の3Pをお返し。 そのまま四次元ポケットが逃げ切った。
四次元ポケットが17-10で勝利した。

■Girl's HOOP IN THE HOOD GAME4

◆決勝:SENZA LIMITE VS 乙姫
試合序盤から乙姫がリードを広げる。#8、#4、#6、#7とメンバーがバランス良く得点していく。 対するSENZA LIMITEも#0の3P、#1の得点で追い上げる。
追い上げるSENZA LIMITEに対し普段の乙姫ならば一気にまくられてもおかしくないところだが、 この日は再度しっかりと突き放す。そのままリードを保ちきり、勝ちきった。
乙姫が18-13で勝利、優勝を決めた。 MVPは#6 YOMEが獲得した。
ごちゃごちゃせず、リバウンドに勝ち続けるという乙姫らしからぬ戦いぶりで 勝利を収めた乙姫。普段の乙姫と今日の乙姫が組み合わさった時、5月5日が見えてくるのかも知れない。 進化する乙姫を楽しみに待とう。

◆決勝:四次元ポケット VS DaFam
試合開始、DaFamは#81が3Pを決める。さらにファールで得たFTを2/2沈める。DaFamが0-5とリード。 四次元ポケットも#11がゴール下で沈めるなどして追い上げるも、DaFamは再び#81が3P。3-8。 四次元ポケットは#10が3Pを沈め6-8。
四次元ポケットが追い上げを見せたところで活躍したのが、DaFamの#7長男。 ドライブから連続得点をあげ追い上げムードを断ち切る。
点差がなかなか詰まらない中で時間は過ぎ、残り1分を切る。 その中、四次元ポケットはファールで得たFTを2/2沈め2点差まで追い上げる。 ファールゲームへ。DaFamは#33が2/2沈める。四次元ポケットは#21がFTを決められず。12-16でDaFamリード。 DaFamは#25が2/2沈める。四次元ポケットは#21がFTを決められず。時間は過ぎ、試合終了。
試合終盤追いつきかけた四次元ポケットだったが、惜しくも届かず。 序盤、中盤の勝負どころできっちりと得点を重ねたDaFamが勝利を決めた。
DaFamが18-14で勝利、優勝を決めた。
MVPは中盤の勝負どころで連続得点をあげた#7長男が獲得した。

■ニューフェース
関東近辺の予選では久しぶりのニューフェースの予選突破ではないだろうか。 DaFamが見事優勝、5月5日の切符を手にした。
CHAMPIONSHIPの場で待つのはどこも負けず劣らずの強豪だろうが、 新顔としてぜひとも下克上を成して欲しい。 ファミリーの力を、見たい。